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PERSON
赤染衛門
赤染衛門
平安の女流歌人・栄花物語の著者
956頃-1041頃 · 享年 85歳
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生涯
平安中期の女流歌人・作家。藤原道長の妻・倫子に仕えた女房で、紫式部・和泉式部・清少納言らと同時代を生きた「平安の四才女」の一人。「栄花物語」(えいがものがたり)の作者とされ、藤原道長の栄華を描いた歴史物語は「大鏡」と並ぶ歴史文学の重要作品。百人一首に「やすらはで寝なましものをさ夜更けてかたぶくまでの月を見しかな」が収録されている。和歌は技巧より情感を重んじ、「歌の心」を大切にした真摯な歌人として後世から高く評価された。藤原道長の時代の宮廷生活を最もよく伝える証人の一人。
人物像
技巧よりも真情を重んじる誠実な歌人。宮廷の華やかな生活の中でも、素朴で深い感情表現を大切にした。長寿を保ちながら平安宮廷の変遷を目撃した歴史の生き証人でもあった。
歴史的意義
「栄花物語」は藤原道長の時代を詳細に記録した第一級の歴史資料。赤染衛門の歌は「歌の心」を重んじる和歌の美学の体現として後世の歌人に愛された。
逸話・エピソード
「歌の心」を大切にした歌人——平安四才女の一人
赤染衛門は紫式部・和泉式部・清少納言とともに「平安四才女」と称される。「栄花物語」は藤原道長の時代の宮廷を詳細に記した歴史物語で、後に成立した「大鏡」「今鏡」「水鏡」「増鏡」の四鏡文学とともに平安から鎌倉の宮廷史を伝える重要文献。和歌においては技巧的な作風よりも情感を重んじ、「心深く」詠む姿勢が後世の歌論で高く評価された。道長の栄華と藤原氏の全盛期を最も間近で目撃した女性の一人として、平安文化の証人として重要。
─ 完 ─
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