1536年(天文5年)3月10日、室町幕府第12代将軍・足利義晴の嫡男として生まれた。1546年、父の譲位により11歳で第13代将軍に就任した。しかし実権は管領・細川晴元や三好長慶に握られ、幾度も京を追われて近江に亡命した。義輝は将軍権威の回復を志し、剣術を塚原卜伝に学んで新当流の奥義「一之太刀」を伝授された。また上杉謙信と武田信玄の和睦斡旋など大名間の調停にも尽力した。1565年(永禄8年)5月19日、三好三人衆と松永久秀の軍勢約1万に二条御所を襲撃された。義輝は自ら収集した名刀を畳に突き立て、次々と刀を替えながら奮戦したが、多勢に無勢で討ち取られた。享年30。