姉・政子の陰で幕府を支えた実衣——大河ドラマで再評価
実衣(阿波局)は北条政子の妹として幕府内に独自の地位を確立し、源義朝の七男・阿野全成と婚姻することで源氏将軍家と北条氏を結ぶ橋渡し役を担った。夫・全成が1203年に頼家の命で殺害された後も、実衣は鎌倉を離れず政子の側近として幕政に関与し続けた。三代将軍・実朝の乳母を務め、将軍家と北条氏の間で重要な調整役を果たした。2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では「実衣」として描かれ、活発で芯の強いキャラクターとして再評価された。1225年に政子が没した後も生き続け、1227年頃に没した。