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PERSON
叡尊
叡尊
興正菩薩・真言律宗の中興
1201-1290 · 享年 89歳
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生涯
建仁元年(1201年)大和国に生まれた。戒律の衰退を憂い、嘉禎2年(1236年)に東大寺で自誓受戒を行い、西大寺に移って真言律宗の復興に尽力した。「興法利生」(法を興し衆生を利する)を掲げ、非人・癩者を文殊菩薩の化身として敬い、施食・授戒・医療施設の設置など社会福祉事業に生涯を捧げた。弘安4年(1281年)の元寇に際しては、幕府の依頼を受けて石清水八幡宮や四天王寺で異国降伏の祈禱を行った。正応3年(1290年)90歳で没し、後に「興正菩薩」の号を贈られた。
人物像
戒律復興への強い使命感と、貧者・病者・被差別民への深い慈悲を併せ持つ実践的宗教者。身分を問わず授戒し、社会の最底辺に仏の光を届けようとした。
歴史的意義
西大寺を中興して真言律宗の拠点とし、全国に約1500の末寺を擁する教団に発展させた。その社会福祉活動は日本の慈善事業の先駆として評価され、弟子の忍性を通じて鎌倉にもその精神が広まった。
逸話・エピソード
叡尊と戒律復興——興正菩薩と非人・ハンセン病者への慈善活動
叡尊(興正菩薩)は鎌倉時代に戒律の復興を目指して奈良・西大寺を再興し、律宗を復活させた。特に非人(被差別民)やハンセン病者に積極的に戒を授け、医療・救済活動を行った。一遍・忍性らの活動にも影響を与えた。また元寇の際に石清水八幡宮での異国降伏の祈禱を行うなど、国家護持にも関わった。「菩薩の実践」を体現した社会事業僧として評価される。
─ 完 ─
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