役行者
役行者
修験道の開祖・役小角
634-701 · 享年 67歳
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へぇ、と思う三話
役行者と修験道——日本山岳宗教の開祖
役小角(役行者)は7世紀後半に活躍した呪術師・修験者で、大峯山・葛城山などで厳しい修行を行い、修験道(山岳を修行場とする宗教実践)の開祖とされる。「孔雀明王経」を実践して空を飛び妖怪を使役したという伝説が多く、後に鬼神・前鬼・後鬼を従えて山々を駆け巡ったとされる。流罪にもなったが後に赦免され、後世に「神仙」として尊崇された。
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生い立ちから最期まで
舒明天皇6年(634年)大和国葛城上郡茅原に生まれ、俗名を役小角(えんのおづぬ)という。幼少より山岳修行に励み、葛城山・大峰山・熊野など紀伊半島の霊山を開いた。鬼神の前鬼・後鬼を従え、超自然的な神通力を駆使したという伝説が数多く残る。文武天皇3年(699年)に讒言により伊豆大島に流罪となったが、流刑中も海上を歩いて富士山に登ったと伝えられる。大宝元年(701年)に赦免され、箕面の天上ヶ岳にて昇天したとされる。正史『続日本紀』にも記述があり実在の人物と考えられるが、その生涯の多くは伝説に彩られている。
人物像
山岳を駆け巡る超人的な修行者。権力に媚びず、自然の霊力と一体化する孤高の行者として、後世の修験者たちの理想像となった。
歴史的意義
修験道の開祖として全国の霊山に祀られ、大峰山・葛城山を中心とする修験道は今も続く。役行者霊蹟札所三十六ヶ所巡りの信仰が残り、寛政11年(1799年)には光格天皇より「神変大菩薩」の諡号を賜った。
─ 完 ─
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