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PERSON
源信
源信
恵心僧都・浄土教の先駆者
942-1017 · 享年 75歳
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生涯
天慶5年(942年)大和国に生まれ、幼くして比叡山に登り良源(慈慧大師)に師事した。比叡山横川の恵心院に住したことから「恵心僧都」と呼ばれる。寛和元年(985年)44歳の時に『往生要集』三巻を著した。仏典160部以上・950余の文章を引用して極楽浄土と地獄の様相を詳細に描写し、念仏による往生の道を説いた。この書は宋にも伝わり高い評価を受けた。また源氏物語にも影響を与え、日本人の来世観・地獄観の原型を形成した。寛仁元年(1017年)76歳で没した。
人物像
膨大な仏典を渉猟する学識と、地獄・極楽を活き活きと描写する文才を兼ね備えた天台の碩学。世俗の栄達を退け、横川の静寂の中で浄土への道を探求し続けた。
歴史的意義
『往生要集』は法然・親鸞をはじめとする浄土教諸宗の思想的源流となり、日本仏教史上最も影響力のある著作の一つ。現代の日本人が抱く地獄・極楽のイメージの多くは本書に由来する。
逸話・エピソード
源信と「往生要集」——地獄の詳細描写で浄土信仰を広めた恵心僧都
源信(恵心僧都)は985年に「往生要集」を著し、地獄の詳細な描写と阿弥陀如来による救済の教えを平易に説いた。地獄絵の制作に大きな影響を与え、日本の地獄観の形成に決定的な役割を果たした。また法然・親鸞らの浄土教の先駆者として、念仏による往生という思想を日本仏教の主流に押し上げる礎を築いた。「源信忌」は今も比叡山で営まれる。
ゆかりの地 — 1
西光寺
東京都
西光寺の本尊・阿弥陀如来像は恵心僧都源信の作と伝わる。源信は比叡山の学僧で、『往生要集』を著して地獄と極楽を鮮烈に描き、日本の浄土信仰の基盤を築いた人物。その源信作と伝承される阿弥陀像が六本木の地に安置されていることは、平安中期の浄土思想が千年の時を超えて都心に息づいていることを物語る。
─ 完 ─
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