北条氏の傍流に属する武士。鎌倉幕府の御家人として活動し、幕府行政機構の中で役職を担った。北条氏は源頼朝による鎌倉幕府の成立以来、嫡流である得宗家を頂点として多くの傍流一族が幕政を支える体制を形成した。時継はこうした北条氏の広がりの中に位置する人物であり、得宗家主導の幕政のもとで御家人として実務に当たったと考えられる。生没年は不詳であるが、鎌倉時代中期から後期にかけての人物と推定される。具体的な事績に乏しく史料も限られているが、北条一族の多様な構成員が中央・地方の行政に広く関与していたことを示す一例として位置づけられる。鎌倉幕府においては、北条氏の傍流もまた幕政の安定を支える重要な基盤の一部を成していた。