1958年8月、本田技研工業は「スーパーカブC100」を発売。本田宗一郎自ら「蕎麦屋の出前持ちが片手で運転できるバイク」を目標に設計。50ccエンジン・自動遠心クラッチ・踏み換えチェンジ・ステップスルーのフレーム構造・プレスフレーム採用で、耐久性・燃費・使いやすさの三拍子を実現した。発売と同時に爆発的ヒット、1960年代には米国進出時の「You meet the nicest people on a Honda」キャンペーンで、バイクの暴走族イメージを覆した。2017年、スーパーカブの世界累計生産台数は1億台を突破、単一車種として世界最多。2018年にはグッドデザイン賞特別賞(ロングライフ部門)受賞。本田が夢見た「万人に愛される乗り物」は60年を超えて世界で愛され続けている。