岩倉使節団の世界一周——明治日本近代化の設計図を持ち帰った大使節団
岩倉使節団(1871〜73年)は岩倉具視を全権大使とし、大久保利通・木戸孝允・伊藤博文らが随行した107名の大規模な外交使節団で、約2年かけてアメリカ・ヨーロッパ12カ国を視察した。欧米各国の法律・教育・産業・軍事制度を詳細に調査し、「特命全権大使米欧回覧実記」にまとめた。この視察成果が廃藩置県後の明治政府の近代化政策(学制・兵制・法制・産業振興)の基礎となった。岩倉使節団の派遣は日本近代化史上最大規模の学習ミッションとして今も高く評価されている。