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PERSON
亀の前
亀の前
頼朝の愛妾
生没年不詳 · 享年 65歳
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生涯
良橋太郎入道の娘とされる女性で、源頼朝の愛妾。頼朝が伊豆に流されていた時代から寵愛を受けていたとされ、流人時代の孤独な生活の中で頼朝にとって大切な存在となった。頼朝が挙兵し北条政子と婚姻を結んだ後も、亀の前との関係は続き、頼朝は鎌倉に屋敷を設けて通い続けた。1182年、二人の関係を知った政子は烈火のごとく怒り、父・北条時政の家臣・牧宗親に命じて亀の前が滞在していた源仲業の屋敷を打ち毀らせた(亀の前事件)。亀の前は難を逃れたが屋敷は破壊された。頼朝はこの強引な行為に怒り、元凶の牧宗親の搦手前の髷を切るという異例の制裁を加えた。一方、娘の行為を黙認したとして北条時政も一時鎌倉を離れ、頼朝と時政の間にも亀裂が生じた。この一件は「吾妻鏡」に詳細に記録されており、政子の激烈な嫉妬心と頼朝との強烈な夫婦関係を示す逸話として後世に広く知られている。
人物像
記録が少なく性格は不明な部分が多いが、頼朝が長年寵愛し続けたことから、聡明で魅力的な女性であったと推測される。政子の怒りの犠牲者でもあった。
歴史的意義
亀の前事件は政子の嫉妬深さを示す代表的なエピソードであり、鎌倉幕府の人間模様を生き生きと伝える逸話として「吾妻鏡」に記録されている。
逸話・エピソード
亀の前事件——政子の激烈な嫉妬と頼朝の愛妾をめぐる騒動
1182年、北条政子は夫・頼朝が鎌倉に囲っていた愛妾・亀の前の存在を知り激怒した。政子は父・時政の家臣・牧宗親に命じて亀の前が滞在していた源仲業の屋敷を打ち毀らせた。亀の前は辛うじて難を逃れたが屋敷は破壊された。事件を知った頼朝は怒り、牧宗親の前髷を強制的に切るという異例の制裁を加えた。時政もこの一件に黙認の責任があるとして一時鎌倉を離れ、頼朝と時政の関係に亀裂が生じた。「吾妻鏡」に詳しく記録されたこの事件は、政子の強烈な個性と頼朝との夫婦関係の激しさを今に伝えている。
─ 完 ─
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