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PERSON
金田一京助
金田一京助
言語学者・啄木の最大の理解者
1882-1971 · 享年 89歳
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生涯
岩手県盛岡出身の言語学者。盛岡中学校で石川啄木と同窓となり、生涯の友にして最大の理解者となった。啄木の才能を誰よりも信じ、借金の無心が来るたびに家財道具を質に入れてでも援助した。妻からは啄木のことを「大泥棒」と呼ばれ続けたが、それでも友への支援をやめなかった。東京帝国大学でアイヌ語研究に没頭し、絶滅寸前のアイヌ語の記録・保存に生涯を捧げたアイヌ語研究の第一人者。晩年には三省堂の国語辞典「明解国語辞典」の編纂にも携わり、「金田一さんの辞書」として親しまれた。啄木の死後も、その文学の普及と顕彰に尽力し続けた真の友人。孫の金田一秀穂も言語学者として活躍している。享年89歳。
人物像
純粋で温かい人柄の持ち主で、才能ある者を献身的に支える精神を持つ。啄木という「借金王」を友に持ちながらも、愚痴ひとつ言わずに支え続けた度量の大きさは稀有。学問に対しては徹底した実証主義者で、消滅の危機にあるアイヌ語のフィールドワークに情熱を傾けた研究者の鑑。
歴史的意義
アイヌ語研究の基礎を築いた先駆者として、言語学史に不滅の足跡を残した。「明解国語辞典」は現代も「金田一さんの辞書」として日本人に親しまれている。また、啄木の生前の献身的な支援がなければ『一握の砂』の出版もあり得なかったとされ、近代文学史における陰の立役者でもある。
逸話・エピソード
金田一京助とアイヌ語研究——啄木を支えた言語学者
金田一京助はアイヌ語・アイヌ文学の研究に生涯を捧げ、日本の言語学の基盤を築いた。また若き石川啄木を経済的・精神的に支援し、啄木の「一握の砂」の出版を助けた。「明解国語辞典」(1943年)を編纂して日本の国語教育に大きく貢献した。孫の金田一春彦も著名な言語学者であり、金田一家は二代にわたって日本語研究の第一人者となった。
─ 完 ─
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