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PERSON
公暁
公暁
実朝暗殺の僧
1200-1219 · 享年 19歳
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生涯
1200年、二代将軍・源頼家の次男として生まれた。幼くして母方の縁を通じて鶴岡八幡宮別当・定暁の弟子となり出家、僧侶として育てられた。しかし父・頼家が1204年に北条氏の策謀により伊豆修禅寺で殺害され、将軍職が叔父・実朝に移ったことへの怨念は年を追うごとに深まった。公暁は将軍・実朝や幕府の重臣に接近しながら機会をうかがい、剣術の修行も続けた。1219年正月27日、実朝が右大臣拝賀のために鶴岡八幡宮に参拝した際、公暁は大銀杏の陰に隠れて待ち伏せた。儀式を終えた実朝が石段を下りてくると「親の仇はかく討つぞ」と叫んで飛びかかり、斬殺した。実朝の首を持ち去った公暁は間もなく三浦義村の家人・長尾定景に捕らえられて討たれた。享年20歳。この事件により源氏将軍の血統は完全に断絶し、北条執権政治が本格的に始まる転換点となった。公暁の背後に三浦義村あるいは北条氏の謀略があったという説も根強い。
人物像
父の仇討ちへの執念に燃えた復讐者。僧侶でありながら武芸を修め、暗殺を実行した。背後に三浦義村や北条氏の陰謀があったとも言われるが、真相は不明。
歴史的意義
実朝暗殺事件は日本史の転換点の一つ。源氏将軍の断絶により北条執権政治が本格化し、以後の鎌倉幕府の性格を決定づけた。鶴岡八幡宮の大銀杏は公暁が隠れた木として有名であった。
逸話・エピソード
大銀杏の陰に潜み——「親の仇はかく討つぞ」
1219年正月27日、三代将軍・源実朝が右大臣拝賀のために鶴岡八幡宮に参拝した。儀式を終えて石段を降りてくる実朝に向かって、神職の装束に身を包んだ公暁が大銀杏の陰から飛び出し「父の仇はかく討つぞ」と叫んで実朝を斬殺した。公暁は実朝の首を持ち去ったが、まもなく三浦義村の使いの者・長尾定景に追われて討たれた。享年20。公暁の背後に三浦義村の謀略があったとする説は今も残っており、義村が公暁を操って実朝を暗殺させ、後で証拠隠滅のため公暁を抹殺したという見方が根強い。この暗殺で源氏将軍の血統は完全に断絶した。
─ 完 ─
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