萩の乱——明治の廃刀令に抵抗した松下村塾出身の最後の反乱
前原一誠は吉田松陰の弟子として討幕運動に参加し、明治政府では参議・工部卿を務めた。しかし1876年の廃刀令と秩禄処分に反発する士族に担ぎ上げられ、1876年の萩の乱(前原の乱)で兵を起こした。しかし呼応する者が少なく短期間で鎮圧され、前原は捕らえられて翌1877年に処刑された。享年44歳。同年には西郷隆盛が西南戦争を起こしており、士族反乱の時代の最後を飾る人物となった。「義を重んじる」松陰の教えを明治時代まで貫こうとした姿は、後世の評価が分かれる。