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PERSON
松平不昧
松平不昧
茶道復興の功労者
1751-1818 · 享年 67歳
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生涯
1751年、出雲国松江藩の第7代藩主として生まれた。本名は治郷。若くして深刻な財政難に陥っていた松江藩の再建に取り組み、厳格な倹約令の実施と産業振興(雲州そろばん・出雲織物など)によって藩財政を立て直した名君として知られる。一方で茶道への傾倒も深く、石州流を基盤に独自の研鑽を加えて「不昧流」を創始した。号「不昧」は「不昧因果(因果の法則を曇らせない)」の禅語に由来する。『古今名物類聚』を著して名物茶器の体系的な研究・分類を行い、全国に散逸しかけていた名物茶器を精力的に収集・保存した。江戸後期に衰退していた茶道文化の復興に最も大きく貢献した人物であり、「茶人大名」の代表格として現在も高く評価されている。1818年に68歳で没した。
人物像
経済的手腕と文化的教養を兼ね備えた希有な人物。茶器への鑑識眼は当代随一で、蒐集への情熱は常人の域を超えていた。
歴史的意義
名物茶器の体系的分類は近代の美術史研究の先駆けとなった。不昧流は松江を中心に今も盛んに行われ、松江は「茶の湯の町」として知られている。
逸話・エピソード
「古今名物類聚」——松平不昧の茶道具目録と大名茶
松平不昧は出雲松江藩主として財政再建に尽力しながら、茶の湯に深く傾倒した大名茶人だった。膨大な名物道具を収集し「古今名物類聚」という茶道具目録を著した。不昧流と呼ばれる独自の茶風を確立し、松江に茶の湯文化を根付かせた。今日も松江が「茶の湯の城下町」として知られるのは不昧の功績による。
─ 完 ─
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