播磨国出身の黒田家臣。本名は友信。身長六尺(約180cm)を超える偉丈夫で、武勇に優れた猛将として知られる。最も有名なエピソードは福島正則との酒宴での出来事。正則が「この酒を飲み干せたら何でもやる」と豪語した大杯を太兵衛が見事に飲み干し、天下三名槍の一つ「日本号」を獲得したという逸話は、民謡「黒田節」として今日まで歌い継がれている。「酒は呑め呑め 呑むならば 日の本一のこの槍を 呑み取るほどに呑むならば これぞまことの黒田武士」。朝鮮出兵では先陣を切って活躍し、関ヶ原でも東軍として戦功を挙げた。黒田二十四騎・黒田八虎の一人で、黒田三老に数えられる。