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PERSON
夢窓疎石
夢窓疎石
七朝帝師・作庭の禅僧
1275-1351 · 享年 76歳
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生涯
建治元年(1275年)伊勢国に生まれ、幼少で出家し天台・真言を学んだ後、禅に転向した。各地を遍歴して修行を重ね、甲斐・鎌倉・京都で多くの禅寺を開いた。後醍醐天皇や足利尊氏など時の権力者から深く帰依され、生前に夢窓・正覚・心宗の三つの国師号を賜り、没後にさらに四つの国師号が追贈されて「七朝帝師」と称された。天龍寺・西芳寺(苔寺)の庭園設計で知られ、禅の精神を庭園に表現する作庭家としても日本文化史に大きな足跡を残した。
人物像
権力者と交わりながらも禅の本質を見失わない柔軟な政治感覚と、自然の美を禅の境地に昇華する芸術的感性を併せ持った高僧。南北朝の動乱期に対立する双方から敬われた稀有な存在。
歴史的意義
天龍寺・西芳寺の庭園は世界遺産に登録され、日本庭園美の原点として世界的に評価されている。五山文学の発展にも貢献し、室町文化の基礎を築いた。瑞泉寺(鎌倉)など各地に名刹を残す。
逸話・エピソード
夢窓疎石と天龍寺——足利尊氏の国師と禅庭園の美学
夢窓疎石は「夢窓国師」として7代の天皇・上皇・将軍から帰依された室町時代最大の禅僧だった。足利尊氏の帰依を受けて天龍寺(京都)を開山し、後醍醐天皇の菩提を弔うための船として「天龍寺船」(中国貿易)を提案した。また天龍寺庭園・西芳寺(苔寺)など日本庭園の傑作を設計し、禅の精神と自然美を融合させた独自の美学を体現した。
─ 完 ─
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