1904年(明治37年)、東京・神田に生まれた。文藝春秋社に長年勤め、菊池寛のもとで編集者として出版界を支え、戦後は「オール讀物」「文藝春秋」の編集長を歴任した。一方で自身も短編小説の名手として「朝霧」「風ふたたび」「秋」など多くの名作を発表し、鎌倉文士の一人として川端康成・小林秀雄らと交流した。俳句も早くから手がけ、俳号は用いず本名で作句。長年鎌倉に住み、鎌倉の町と人を詠んだ句を多く残す。1981年に日本芸術院会員、1984年に文化勲章を受章。1990年10月12日、86歳で鎌倉の自宅で没した。