天文14年(1545年)、近江国の浅井家に生まれた。父・久政から家督を受け継ぎ北近江を支配した。1567年、織田信長の妹・お市の方と政略結婚し、織田家との同盟を結んだ。1570年、信長が盟友・朝倉義景を攻めると、長政は朝倉氏との旧盟義を守るために織田家との同盟を破棄し、信長の背後を突いた(姉川の戦い・金ヶ崎の退き口)。しかし姉川の戦いで織田・徳川連合軍に敗れ、以後浅井家は苦境に立たされた。1573年、信長の大軍に小谷城を囲まれ落城、長政は自害した。享年29歳。義を重んじ旧盟を破らなかった武将として後世に称えられる一方、その選択が家の滅亡につながった悲劇の武将でもある。妻・お市の方との間に茶々(淀殿)・初・江の三姉妹をもうけた。