漂流から帰国——世界を見たジョン万次郎が開国に果たした役割
中浜万次郎(ジョン万次郎)は1841年に漁船が難破して無人島に漂着し、米国捕鯨船に救助されてアメリカに渡った。ボストンで英語・航海術・測量術を学び、1850年には日本人初のゴールドラッシュ参加者の一人となった。1851年に帰国後、幕府の通詞・測量家として重用され、ペリー来航(1853年)の際には通訳として活躍した。「英語と西洋文明の最初の橋渡し役」として明治維新前夜の日本の国際化に大きく貢献した。土佐清水市の「ジョン万次郎顕彰会」が今も彼の功績を伝えている。