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PERSON
大海人皇子
大海人皇子
壬申の乱の覇者・天武天皇
631-686 · 享年 55歳
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生涯
631年頃、天智天皇(中大兄皇子)の弟として生まれた。兄・天智の死後、吉野に隠棲して出家の姿を示したが、671年末に挙兵を決意。天武元年(672年)に壬申の乱を起こし、各地の豪族・武士を糾合して甥・大友皇子の軍勢を各地で撃破。わずか数ヶ月で全国を掌握し、天武天皇として即位した。即位後は天皇の神聖性と絶対的権威を確立することに尽力し、「天皇」号と「日本」国号の使用を定着させた。氏族連合的な体制から脱却し、天皇親政を重視した。飛鳥浄御原令の編纂を命じ、律令国家の基盤を固めた。681年には「帝紀」「上古諸事」の記録・選定を稗田阿礼に命じ、後の古事記・日本書紀編纂の礎を作った。また伊勢神宮の整備・遷宮制度の確立、天武天皇の命による五重塔の建立など、文化・宗教面でも大きな足跡を残した。686年に崩御。
人物像
天智天皇の死後、一度は出家して吉野に隠棲するなど慎重さを見せたが、挙兵後は迅速果断に行動。カリスマ性と軍事的才能を兼ね備えた指導者。
歴史的意義
天皇中心の律令国家体制を確立し、古代日本国家の最終的な形を作った。古事記・日本書紀の編纂は日本の歴史意識の出発点となった。
逸話・エピソード
壬申の乱と天武天皇——古代日本最大の内乱と律令国家の完成
大海人皇子は672年の壬申の乱で兄・天智天皇の子・大友皇子を破って天武天皇として即位した。「天皇」号の使用を定式化し、古事記・日本書紀の編纂を命じ、律令制度の整備を推進した。強力な天皇権威の確立と中央集権国家の構築を目指し、妻・持統天皇に引き継がれた律令国家の基盤を作った。古代日本史上最も重要な天皇の一人として位置づけられる。
壬申の乱
672年、兄・天智天皇の死後、甥の大友皇子と皇位を争い壬申の乱に勝利。古代最大の内乱を制して天武天皇として即位し、天皇権力を飛躍的に強化した。
古事記・日本書紀の編纂
日本の正史「古事記」「日本書紀」の編纂を命じた。天皇を中心とする国家の正統性を歴史書で確立し、律令国家の思想的基盤を築いた。
─ 完 ─
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