元亨元年(1321年)、浦添間切の農家に生まれたと伝わる。伝説では、天女の羽衣を隠して結婚したという「羽衣伝説」の主人公としても知られる。実力で頭角を現し、浦添按司であった英祖王統最後の王・西威を倒して中山王となり、浦添グスクを居城とした。明の建国(1368年)を受け、洪武5年(1372年)に弟・泰期を明へ派遣して朝貢し、中山王として冊封を受けた。これが琉球と中国の間で約500年にわたって続く朝貢・冊封関係の始まりとなった。明との交易によって得た先進技術・文物は琉球の発展に大きく寄与した。応永2年(1395年)に没し、王統は子の武寧に受け継がれたが、1406年に尚巴志の父・尚思紹によって滅ぼされた。