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PERSON
千宗左(江岑)
千宗左(江岑)
表千家・不審菴の祖
1619-1672 · 享年 53歳
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生涯
1619年に千宗旦の三男として生まれた。号は江岑。父・宗旦が晩年に隠居するにあたり、1656年頃に千家の本拠である不審菴を譲り受け、表千家の初代家元となった。紀州徳川家に茶頭として仕え、大名家との結びつきを確立するとともに、家元制度の基盤を固めた。父・宗旦の清貧なわびの精神を忠実に継承しつつ、武家社会に広く茶の湯を普及させることも怠らなかった。「表千家」の名は千家の「おもて(表側)」に位置する不審菴に由来する。穏やかで格式を重んじる点前を確立し、利休以来のわび茶の正統を守る流派として今日に至るまで茶道界に多大な影響を与え続けている。1672年に54歳で没した。
人物像
父・宗旦の清貧精神を受け継ぎつつ、社会性も兼ね備えた温厚な人物。格式を重んじながらも利休の本質を見失わない平衡感覚の持ち主。
歴史的意義
表千家は現在も三千家の一つとして茶道の普及に貢献し続けている。不審菴は利休以来の茶室として最も格式の高い茶室の一つとされる。
逸話・エピソード
表千家の宗家——利休の精神を伝える茶の湯の本流
千宗左(表千家家元)は千利休の茶の精神を正統に継ぐ表千家の宗家として、数百年の伝統を現代に伝える。「不審菴」を拠点に、わび茶の美意識を忠実に守りながら稽古と普及に努める。表千家は三千家の中でも最も利休の茶風を保守的に伝えるとされ、華美を避け質素を重んじる茶の湯を実践している。
─ 完 ─
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