松下村塾——29歳の教師が育てた明治維新の指導者たち
吉田松陰は1857年から萩の松下村塾で講義を始め、わずか2年間の教師生活のうちに高杉晋作・伊藤博文・山県有朋・木戸孝允・前原一誠ら幕末・明治維新の指導者を輩出した。松陰は一人ひとりの個性を見抜き、適性に合った課題を与える教育を行い、「知行合一」(知識と行動は一体)を説いた。1858年の安政の大獄でペリー来航への対応を批判したことで江戸送りとなり、翌1859年に30歳に満たない年齢で処刑された。「松下村塾」は2015年に世界文化遺産(明治日本の産業革命遺産)に登録された。