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PERSON
証空
証空
西山上人・西山浄土宗の祖
1177-1247 · 享年 70歳
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生涯
治承元年(1177年)に生まれた。加賀守源親季の嫡男であり、公卿の久我通親の猶子となった。14歳で出家し法然に師事した。21年間にわたり法然のもとで浄土教を学び、『選択集』の編纂にも関わった。法然門下でも高い地位にあり、七箇条制誡にも署名している。法然没後、京都西山の善峯寺付近に住し、天台・密教の教理を取り入れた独自の浄土思想を展開して西山浄土宗の基礎を築いた。宝治元年(1247年)71歳で没した。
人物像
公家出身の教養と法然直伝の浄土信仰を融合させた知性派の高僧。天台・密教への深い造詣を生かし、念仏思想に哲学的深みを加えた。
歴史的意義
西山浄土宗は法然門下の有力一派として現在も存続し、光明寺(長岡京市)を総本山とする。証空の思想は浄土教に天台的な円融思想を導入した点で独自性があり、浄土教思想の多様性を示す重要な系統である。
逸話・エピソード
証空と西山浄土宗——法然の高弟から独自の浄土宗展開へ
証空は法然の高弟の一人として浄土宗の教えを継承し、独自の「西山派」浄土宗を確立した。法然の「専修念仏」をさらに発展させ、念仏実践の細部に独自の解釈を加えた。特に「自力」(自らの努力)と「他力」(阿弥陀仏の力)の関係を独自に論じ、浄土教の教義の多様な発展に貢献した。光明寺(神奈川県鎌倉市)を拠点に活動し、その系統は「西山浄土宗」として今日まで継承される。
─ 完 ─
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