character/[id]

PERSON
東郷平八郎
東郷平八郎
日本海海戦・東洋のネルソン
1848-1934 · 享年 86歳
+ 推しに追加
家系図を見る
生涯
薩摩藩(鹿児島県)出身。戊辰戦争に藩士として参加した後、イギリスに7年間留学して近代海軍を学んだ。日清戦争では艦長として高陞号事件で国際法に基づいた判断を示し、国際的評価を高めた。日露戦争(1904-1905年)では連合艦隊司令長官に任命された。旅順艦隊封じ込め作戦を実施した後、ヨーロッパから回航してきたロシアのバルチック艦隊を1905年5月27日の日本海海戦で迎え撃った。丁字戦法(T字戦法)により敵艦隊を完膚なきまでに殲滅し、世界の海軍史上稀に見る完全勝利を収めた。「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」のZ旗信号は今も語り継がれる。この勝利はアジア諸国に多大な希望を与えた。元帥海軍大将として海軍の精神的支柱となり、1934年に87歳で没した。ネルソン・ドレークと並ぶ世界三大提督の一人と称えられ、「東洋のネルソン」として世界に名を轟かせた。東郷神社(東京都渋谷区)には今も多くの参拝者が訪れ、入学試験や受験シーズンには「勝利の神」として受験生の信仰を集めている。
人物像
寡黙にして沈着。「沈黙の提督」と呼ばれた。戦闘中も旗艦・三笠の艦橋に泰然と立ち続け、将兵の士気を鼓舞した。私生活も質素で禁欲的であった。
歴史的意義
日本海海戦はトラファルガー海戦以来の世界海戦史上最大の完勝とされる。東郷神社に祀られ、旗艦・三笠は横須賀に記念艦として保存されている。
逸話・エピソード
Z旗信号「皇国の興廃この一戦にあり」
1905年5月27日、日本海海戦の直前に東郷は旗艦・三笠のマストにZ旗を掲げ、「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」と打電した。ネルソンのトラファルガー海戦の信号「英国は各員が義務を尽くすことを期待する」に倣ったとも言われる。この信号は日本海軍史上最も有名な激励として今も語り継がれる。
丁字戦法でバルチック艦隊を殲滅
東郷はバルチック艦隊が直進してくる瞬間に艦隊を急転回させ、敵の進路を横断する「丁字戦法(T字戦法)」を実施した。この大胆な転舵は敵の砲火に全艦が晒される危険を伴ったが、完璧に成功し、38隻中34隻を撃沈・撃破・捕獲するという前代未聞の完全勝利を収めた。世界の海軍学校でいまも教材として研究されている。
ゆかりの地 — 1
東郷元帥記念公園
東京都
東郷平八郎は明治14年頃から昭和9年(1934年)に88歳で逝去するまでの約53年間、この三番町の邸宅で暮らした。日露戦争・日本海海戦における連合艦隊司令長官として「東洋のネルソン」と称された英雄の私邸跡地は、戦災で本体を失ったものの獅子像と力石が残され、東郷が日々の鍛錬を行った場所として往時を偲ばせる。昭和13年(1938年)、旧六番町公園と統合されて「東郷元帥記念公園」となり、東郷の偉業を顕彰する場として今日に至る。
─ 完 ─
📱
アプリで巡礼を楽しむ
App Store からダウンロード
T · O · K · U