正式名称「風雷神門」は、門の左右に風神・雷神の像を安置することに由来します。高さ3.9メートル・直径3.3メートル・重さ約700キログラムの巨大な赤提灯が世界的シンボルです。最初の雷門は天慶5年(942年)に建立されましたが、現在の門は1865年の焼失後約100年が経過した1960年、パナソニック創業者・松下幸之助の寄進により再建されたものです。
雷門から宝蔵門まで約250メートル続く参道が「仲見世通り」です。元禄・享保期(1688〜1735年頃)に始まったとされる日本最古級の商店街で、現在約90の店舗が軒を連ねます。人形焼き・雷おこし・揚げまんじゅう・手ぬぐい・扇子など、江戸以来の伝統的な土産物・菓子が今も販売されています。
仲見世通りの先には宝蔵門(旧称:仁王門)がそびえます。門の裏側には長さ約4.5メートルの巨大なわらじが掛けられており、仁王様の力の象徴として知られています。
五重塔は高さ約53メートルで、1973年に再建されました。最上層にはスリランカから請来された仏舎利が安置されています。本堂(観音堂)は間口約34.5メートル・奥行約32.7メートルの堂々たる入母屋造りで、2010年には屋根瓦がチタン瓦に葺き替えられ、耐久性が大幅に向上しました。