諏訪大社は諏訪湖のほとりに鎮座し、全国25,000社以上ある諏訪神社の総本社。古来から諏訪湖に龍神が宿るとされ、御神渡り(みわたり)(諏訪湖の全面結氷が割れる現象)が龍神の顕れとして神聖視される。
白山神社は白山信仰(石川県・白山を起源とする水神信仰)の東京の拠点で、菊理媛命(ククリヒメノミコト)を主祭神とする。菊理媛命は「水をくくる(縛る)」神として龍神・水神信仰と親和性が高く、縁結び・水難除けの信仰が続いてきた。
厳島神社は瀬戸内海の島に浮かぶ海の大社で、市杵島姫命を主祭神とする。平家一門が海上の龍神として篤く信仰し、満潮時に鳥居が海面から浮かぶ神秘的な景観は日本屈指の霊場を形成している。
熊野速玉大社は熊野三山のひとつで、速玉男命(ハヤタマノオ)を主祭神とする。熊野川の河口に鎮座し、「水の力」を司る古代の神として龍神信仰と深く結びつく。
渡御前神社は龍神・水神を祀る地域の拠点として水難除け・漁業守護の参拝が続く社。地域の水辺信仰の原型を今に伝える貴重な霊場。