昭倫寺は日蓮正宗の寺院として杉並区和田に所在する。日蓮正宗は日蓮宗から分派した宗派(富士門流)で、日興上人(日蓮の直弟子)が静岡県富士宮市に開いた大石寺を総本山とする。日蓮正宗は日蓮宗の諸派と異なり、三大秘法(本門の本尊・本門の戒壇・本門の題目)の厳格な解釈を保持し、大石寺への強い宗門的帰依を特徴とする。20世紀には創価学会との深い関係があったが、1991年に創価学会と日蓮正宗は訣別している。昭倫寺はそうした日蓮正宗の法脈を守る寺院として、和田の地域において日蓮正宗の信徒の礼拝・法要・葬儀を担ってきた。「昭倫」という寺号は倫(人の道)を昭らかにするという意を持ち、日蓮正宗の厳格な法義に基づいて…