丹後半島(たんごはんとう)は京都府北部の日本海に突き出た半島で、古代から「丹後国(たんごのくに)」として日本海交流の要衝だった。考古学的には「丹後王国」と呼ばれる特異な文化圏の存在が注目されており、弥生時代後期から古墳時代初頭(2〜4世紀)にかけて、大陸(中国・朝鮮)からの鉄器・青銅器・絹・ガラスが他地域より先駆けて伝来・流通した証拠が続々と出土している。「網野銚子山古墳(全長198m・全国6位の規模)」をはじめ、「神明山古墳(全長190m)」など大型前方後円墳が網野〜丹後半島に集中しており、大和朝廷とは異なる独自の政治勢力「丹後王国」が存在した可能性が研究されている。丹後は「丹後ちりめん(に…