穴太寺(あなおうじ)は大宝元年(701年)、文武天皇の勅命により鷲取造麻呂(わしとりのみやつこまろ)が創建したと伝わる古刹。「穴太」の地名は、古代の渡来系技術者集団「穴太衆(あのうしゅう)」に由来するとも言われ、古墳の石積み技術で知られる穴太衆の本拠地に近い地域に位置する。
西国三十三所観音霊場(正式名称:西国三十三所観音霊場巡礼)は、花山法皇(968〜1008年)が復興したとされる日本最古の巡礼路で、近畿・北陸・東海にわたる33か所の観音菩薩を祀る寺院を巡る巡礼路。穴太寺はその第21番として、平安時代以来多くの貴族・庶民の巡礼者を迎えてきた。
御本尊の石造聖観音菩薩(秘仏)は「元三大師(…