安養院は埼玉県本庄市にある曹洞宗の寺院で、山号を若泉山、寺号を無量寺と称します。文明7年(1475年)に武蔵国の武将・本庄信明が開基し、上州沼田から招いた玉岑慶珠を開山として創建したと伝わります。戦国時代に本庄氏の衰退とともに荒廃しましたが、その後中興されました。江戸時代には幕府より25石の朱印を拝領する格式ある寺院となりました。本堂は安永8年(1779年)の焼失後、寛政2年(1790年)に再建されたものです。山門は元禄15年(1702年)の建築で境内最古の建造物とされ、享保元年(1716年)再建の総門とあわせた三棟が本庄市指定文化財に指定されています。武州本庄七福神めぐりの毘沙門天の札所とし…