葵東照宮は徳川家康公を祭神として浜松市葵東に鎮座する東照宮である。明治維新後、三方原台地に入植した旧幕臣たちが家康公を奉祀するため三方原追分付近に「東照宮権現社」を創建したのが起源とされる。昭和43年(1968)に市の交番・消防署建設により御神体は三方原神社に一時合祀されたが、葵町住民の強い要望を受けて昭和49年(1974)に現在地へ遷座し「葵東照宮」として再興された。家康が浜松城に在城した天正年間(1570〜1586)の旧臣末裔が信仰を守り続けてきた社として、浜松における徳川家の歴史と縁の深い社である。