新屋座天照御魂神社は大阪府茨木市宿久庄に鎮座し、天照御魂神(あまてらすみたまのかみ)を主祭神とする。この神は農耕・太陽神としての性格を強く持つ神格で、近畿の一部地域において独自の信仰が形成されてきた。「新屋座(にいやざ)」の名は新たに設けられた座(祭祀組織・場所)を意味するとされ、地域の祭祀組織と密接に結びついた社として成立したと伝わる。摂津国において天照系の神を奉斎する地域神社は数少なく、当社は地域の太陽神信仰の拠り所として守り伝えられてきた。農耕の守護と家内安全を祈る祭礼が今日まで継承されている。