馬蹄寺は埼玉県上尾市平方にある浄土宗の寺院で、孤峯山寶池院と号します。鎌倉時代に吾妻左衛門是好が伯父・三輪庄司の菩提を弔うため、知道を庵主として「馬蹄庵」として創建したと伝わります。馬頭観音を安置していたことから馬を扱う人々の信仰を集めました。天文年間(1532〜1555年)に感誉存貞上人が浄土宗寺院として中興し、天正18年(1590年)に現在地へ移転したとされます。江戸時代には徳川家光より寺領15石の朱印状を拝領しました。境内には埼玉県指定天然記念物のモクコク(1932年指定)の大木があり、また室町時代作の紙本着色釈迦三尊像図や、地域の俳人・鈴木荘丹の俳諧歌碑など、複数の上尾市指定文化財が伝…