垂仁天皇32年(西暦3年)、野見宿祢の子孫・土師氏の氏神として天穂日命を祀る「土師神社」を創建したのが起源とされる。推古天皇2年(594年)には聖徳太子の発願で土師寺が建立された。菅原道真の叔母・覚寿尼はこの寺に住んでおり、昌泰4年(901年)、大宰府への左遷途上に道真が別れを惜しんで立ち寄ったと伝わる。天暦元年(947年)、道真の仏名「道明」にちなんで土師寺を道明寺と改称し、同時に土師神社内に天満宮が創建された。道真ゆかりの硯や鏡など6点が国宝として伝わる。明治の神仏分離令により土師神社と道明寺が分離され、昭和27年(1952年)に土師神社が「道明寺天満宮」と改称された。