越後妻有の棚田は新潟県十日町市を中心とする越後妻有地域に広がる棚田群で、日本有数の豪雪地帯における先人たちの農業への知恵と努力が生み出した美しい文化的景観です。越後妻有は三年に一度開催される世界最大の国際野外芸術祭「大地の芸術祭」の舞台としても世界的に知られており、棚田や廃校・古民家などを舞台にした現代アート作品が点在しています。棚田の石垣は先人たちが山の斜面を切り開いて積み上げたもので、その壮大さと精緻さに圧倒されます。春の田植え、夏の青々とした稲、秋の黄金色の稲穂、冬の雪景色と四季それぞれに異なる美しさを見せる棚田は、越後妻有を代表する絶景です。農業・芸術・文化が融合したこの地は、持続可能な農村文化のモデルとして国内外から注目されています。