柏原市今町に位置する真宗大谷派の寺院。浄土真宗は親鸞聖人(1173〜1263年)が法然の念仏思想をさらに深め、阿弥陀仏の本願力による他力救済を説いた宗派で、鎌倉時代に成立した。大谷派(東本願寺系)は江戸時代初期の教如上人(1558〜1614年)によって本願寺派と分流し、東本願寺を本山として独自の教線を展開した。河内国一帯にも江戸期を通じて真宗寺院が多数建立され、当寺もその流れの中で地域の菩提寺として草創されたと考えられる。農村コミュニティに深く根ざした報恩講の慣習を通じて檀信徒との絆を保ち、現代においても今町の人々の信仰生活を支えている。