恵那峡は大正9年(1920年)に完成した大井ダム建設によって生まれた人造湖・峡谷景観。木曽川の激流が長年かけて刻んだ花崗岩の奇岩群がダム湖の湖面に点在し、独特の峡谷美を形成している。昭和初期には詩人・島崎藤村(1872〜1943年)がこの地を称賛したことで全国的に知名度が高まり、「日本一の景色」とも評されたと伝わる。大正から昭和にかけて遊覧船・観光施設が整備され、岐阜県東部を代表する景勝地として発展した。現在は遊覧船・ロープウェイ・散策コースが整備され、春の桜から秋の紅葉まで四季折々の絶景を楽しめる観光地となっている。