西津軽郡深浦町に位置し、国の重要文化財の薬師堂を有する真言宗の古刹。白神山地の麓、日本海に面した深浦の自然豊かな地に佇む。薬師堂は室町時代の建築で、津軽地方に残る数少ない中世建築の一つとして貴重。病気平癒・眼病治癒の御利益があるとされる薬師如来を本尊とし、津軽・南部の人々が遠路参拝した歴史を持つ。円覚寺は津軽三十三観音霊場の札所でもあり、多くの巡礼者が訪れる。深浦町の穏やかな漁村の景観とともに、中世から続く信仰の場としての荘厳さを保っている。白神山地世界遺産センターも近く、深浦の自然と歴史を合わせて楽しめる観光拠点となっている。