岡山県真庭市田原山上に所在する寺院で、四季を通じて花が咲くことから「花の山寺」と親しまれている。
弘法大師(空海)の開基と伝えられる古刹で、真庭の山あいに法灯を伝えてきた。
春はしゃくなげ、初夏には紫陽花、夏にはゆうすげ、秋にはそばの花と、季節ごとに境内が花で彩られる。
特に紫陽花は約三十種・三千株が植えられ、酸性に近い土壌のために発色が濃く、深い青は「fumonji blue(フモンジブルー)」と呼ばれて写真映えする名所として知られる。
春と秋の二度咲く四季桜も植えられ、秋には紅葉の赤と四季桜の淡紅のコントラストが楽しめる。
紫陽花の見頃には花手水がしつらえられ、期間限定のあじさい御朱印も授与される。
あじさい祭りでは地元むらおこしの会による旬の天ぷら付き蕎麦などの出店でにぎわう。
花と信仰が調和した山寺として、近年は県内外から多くの参拝者・写真愛好家が訪れている。