貞観4年(863)、慈覚大師円仁が当地に巡錫した際に石清水八幡宮の分霊を勧請して創建したと伝わる。平安末期から鎌倉時代にかけて古尾谷庄の総鎮守として栄え、鎌倉幕府初代将軍源頼朝が同庄を石清水八幡宮に寄進したとされる。天文15年(1546)の河越合戦で兵火により焼失したが、天正5年(1577)に再建された。天正19年には徳川家康より五十石の社領を安堵する朱印状が発給され、以後も歴代将軍の朱印状が寄せられた。旧本殿(天正5年再建)と現社殿は埼玉県指定有形文化財に、徳川歴代将軍朱印状は川越市指定有形文化財に指定されている。境内では氏子の長男のみが参加できる「ほろ祭」が伝承されており、埼玉県指定無形民…