岐阜県下呂市に所在する湯島神社は、下呂温泉の守護神として温泉の湯口のほとりに鎮座する古社。下呂温泉は有馬温泉・草津温泉とともに「日本三名泉」の一つに数えられ、長良川の支流・飛騨川沿いに湧く泉質の良い重曹泉が1000年以上前から知られてきた。温泉の守護・旅人の安全祈願の神として、代々の旅人・温泉客から崇敬を集めてきた。温泉街の中心に位置し、浴衣姿の温泉客が参拝する光景は下呂温泉の風物詩。境内から眺める飛騨川の渓谷美も格別で、紅葉の季節には特に美しい景色が広がる。温泉神社として全国的にも珍しい存在で、湯の守護神への感謝と旅の安全を祈願する参拝者が年間を通じて絶えない。