拝島天神社は昭島市拝島町に鎮座し、学問・文芸の神として名高い菅原道真公(天神様)を主祭神として奉斎する天満宮である。菅原道真は平安時代の碩学・高官で、政争に敗れて大宰府に左遷された後に没し、その怨霊を鎮めるべく全国に天神として祀られた。やがて学問・知恵の神として庶民に親しまれ、受験生・学者・芸能者など幅広い層の信仰を集めた。拝島は古くから多摩川北岸の宿場町・宗教的中心地として栄え、拝島大師などの聖地と並んで天神信仰が根付いた。拝島天神社はその一社として地域の子弟の学業成就を守護してきた。受験シーズンには合格祈願の絵馬が多数奉納され、現在も学問の守護神として地域住民から篤く崇敬されている。