阿賀野市に位置する瓢湖は、日本における白鳥の飛来地として最も有名な場所の一つで、ラムサール条約湿地にも登録された国際的に重要な水鳥の生息地である。毎年10月頃から翌年3月頃にかけて、シベリアから数千羽の白鳥が越冬のために飛来し、湖面を埋め尽くす白鳥の群れは壮観な光景を作り出す。昭和29年(1954年)に吉川重三郎氏が野生の白鳥の餌付けに世界で初めて成功したことで知られ、以来この地は白鳥の聖地として全国に名を知られるようになった。湖畔には白鳥の郷公苑が整備されており、白鳥の生態を学べる展示や観察施設が充実している。春には桜の名所としても知られ、白鳥が去った後も美しい自然の中で四季の移ろいを楽しめる場所である。