五所川原市飯詰地区に鎮座する稲荷神社で、津軽平野の農業地帯に位置する地域の守護神として古くから篤い信仰を集めてきた。宇迦之御魂神を主祭神とし、五穀豊穣・商売繁盛を主なご利益とする。飯詰地区はかつて津軽藩の穀倉地帯として栄えた地域であり、農業神としての稲荷信仰は特に根強い。境内には複数の朱塗り鳥居が建ち、奉納された小鳥居が境内各所に並ぶ典型的な稲荷神社の景観を呈している。五所川原市は立佞武多(たちねぷた)という高さ20メートルを超える巨大ねぷたで全国的に知られており、神社の例大祭もねぷた文化と深く結びついている。地域の農家や商店主たちが毎年参拝に訪れ、豊作と商売繁盛を願う風習が今も続いている。