和銅年間(708〜715)の創建と伝わり、延長5年(927)成立の延喜式神名帳に「武蔵国横見郡伊波比神社」として記載された式内社です。嘉祥2年(849)に伊波比神が従五位下に叙せられ、貞観元年(859)には盤井神として官社に列格されるなど、平安時代を通じて朝廷の班幣の対象社として重んじられました。中世には源頼朝の弟・範頼の所領となり、その子孫が吉見氏として当地に四代続いたため、八幡神の影響を受けて「岩井八幡」とも称されました。応永初年(1394頃)に現在地へ移転したと伝えられます。境内周辺には茶臼山古墳をはじめとする多数の横穴墓群が残り、古代から信仰の地であったことがうかがえます。明治40年(…