二本松市木幡の木幡山に鎮座する隠津島神社は、宗像三女神(隠津島姫命・田心姫命・湍津姫命)を祀ります。社伝によれば、神護景雲3年(769)に安積国造・丈部継足が山中に勧請したのが創祀とされ、大同年中(806〜810)には神仏習合が進んで「弁才天宮」と称するようになったと伝わります。近世まで天台宗の治陸寺が別当を務めていましたが、明治初年の神仏分離で廃寺となりました。境内には文明4年(1472)建立で後に延宝2年(1674)に全面改築された末社天満神社本殿が県指定重要文化財として残ります。12月第1日曜に斎行される「木幡の幡祭り」は五色の大幡を担いで山を練り歩く神事で、日本三大旗祭りの一つとして国…