創建年代は不詳だが、八幡山山頂に大小の岩座(磐境)が多数残ることから、太古より聖地として信仰されてきたと考えられている。延喜式神名帳(927年)に「陸奥国白河郡 石都々古和気神社(名神大社)」として記載される論社の一つで、式内名神大社の格式を持つとされる。主祭神は味秬高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)で、応神天皇・大国主命を配祀する。永承6年(1051)、源義家の奥州遠征に従軍した源有光が功績により当地に土着して石川氏を称し、八幡山東麓に三芦城を築いた。康平6年(1063)には石清水八幡宮の分霊を勧請・合祀して以来、武家からの崇敬を集めた。石川氏は25代・528年にわたりこの地を本拠とし、…