光市の石城山(標高約360メートル)に鎮座する延喜式内社で、旧号を三社権現といい、明治元年(1868年)に石城神社と改称した。祭神は大山祇神・雷神・高龗神で、武事・鉱山・農林の神として信仰される。社伝によれば敏達天皇3年(574年)の鎮座と伝わり、天皇の勅額と伝える「石城宮」の額も残る。本殿は文明元年(1469年)に大内政弘が再建したと伝わり、桁行約5.5メートルの入母屋造・こけら葺の春日造で、明治40年(1907年)に特別保護建造物、昭和4年(1929年)に国宝、昭和25年(1950年)に国の重要文化財に指定された。石城山には古代の大規模土木遺構「石城山神籠石」(国の史跡)が山腹を鉢巻状に巡…