十二神社は大阪府池田市豊島南に鎮座する神社で、神社本庁に所属し地域の氏神として崇められてきた。「十二」という社名は、十二天や十二支・十二神将など日本の神仏信仰における「十二」の霊的概念に由来するとみられる。摂津国豊島郡に属する池田市域では、古代から農業用水の確保と五穀豊穣を願う祭礼が営まれてきた。本社も農耕と結びついた地域信仰の場として機能し、春秋の祭礼や氏子による祈願が繰り返されてきた歴史を持つ。明治期の近代社格制度のもとで村社または無格社として整備され、戦後は神社本庁の傘下に入り、現在も氏子の氏神信仰の中心として地域コミュニティを支えている。